入れ歯コラムCOLUMN

気持ちを変える入れ歯、、、人生を変える入れ歯

ここ数年、当院の精密入れ歯治療の患者様の年齢層が大きく変わってきました。
入れ歯と言えば高齢者のイメージが強くありますが、30代や40代の女性の入れ歯相談も増えてきました。

この年齢で総入れ歯を考えなければならないということは、それはもう幼少期から始まった虫歯や歯周病のトラブルかと思います。
その時々での色々な背景もあるかとは思いますが、歯科恐怖症のトラウマ、誰にも恥ずかしくて相談できない、勇気をだして歯医者さんに行っても「なぜこんなになるまで放っておいたんだ」と言われ辛い思いをした、一般的な歯科医院では治療してもらえない、診療室や待ち合い室で他の人に見られたり、お口の中の説明を聞かれるのも恥ずかしい、、、、

思い悩まれている内容は多岐に及びますが、当院にお越しになられる際にも、かなりの勇気を振り絞ってお越しになられます。
当院は精密入れ歯治療に力を入れているというだけではなく、お一人貸し切り診療という診療体系が故に、このような非常にデリケートな状況の患者様がお越しになられるのかと思います。

初診時はほとんどの方が辛かった想いを吐露されながら涙を流され、震えながら診療を受けて頂くような状況ではありますが、少しずつ信頼関係を築き、お口の中の状況も良くなって参りますと、次第に大きな変化を遂げていかれるのです。

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ただ見た目の状況がよくなった、食事がきちんと食べられるようになったというだけではなく、長年の悩みから開放され、誰とも目を合わせられないくらいのコンプレックスがなくなったという、心の変化を非常に大きく感じます。

お越しになられる際の服装やお化粧といった外見的な変化だけではなく、お話しになられる表情や視線、そして何よりその方から感じるオーラのようなものが、とても明るくなっていかれるのです。

お仕事を再スタートされたり、外食を避けて生活されていた方が、積極的に外でご友人とお食事を楽しまれるようになられたり、趣味や習い事を始められたりと、とても積極的な生活を始めていかれるのです。

気持ちを変える入れ歯というだけでなく、その方その方の人生がよりよいものへと充実していかれるような入れ歯、日々試行錯誤の連続ではありますが、初めてお越しになられた時の不安や悔し涙が、喜びや希望の笑顔に変えられますように、これからも精進を続けて行きたいと思います。

全ては患者様の本当の笑顔の為に。。。

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医療法人社団 木下歯科医院 
院長 木下 貴雄

  • 国立徳島大学歯学部歯学科 卒業
  • IPSG咬合認定医
  • BPSメンバー(日本第一号となる精密入れ歯国際ライセンス認定歯科医師)