コンポジットレジン治療の有名な先生のブログを読まさせて頂いていると、このような動画を紹介されていました。
日本では、まだまだ歯科技工士という仕事が、社会的に認知されておらず、実際にどのような仕事をしているのかもあまり知られていません。
特に、患者様自身も、自分の口の中に入る詰め物や被せもの、入れ歯をどんな人が作ってくれているのかもご存じないのが現状だと思います。
反面、欧米では歯科技工士はいわゆるアーティストとして活躍していて、ドイツではマイスターの称号まであるほどです。
患者様も、歯科医院を選んで、たまたまその歯科医院が取引されている技工士さんに作ってもらうというのではなく、この技工士さんに作って欲しいから、その技工士さんが取引されている歯科医院を紹介してもらうといったパターンもあるようです。
実際のその仕事の素晴しさはまさに芸術で、出版されている本なども、学術書というより絵画や、インテリアの写真集のようなものが多く、たくさんの刺激を頂けます。
トップクラスの技工士さんは、canonやnikonの公認のカメラマンすらおられるくらいです。
特に、日本人の緻密な手先の器用さが評価され、海外で活躍されている日本人技工士もたくさんおられます。
反対に、日本での認知度が低いだけに、才能ある技工士達が評価をきちんとしてもらえる海外へと流れていってしまっているのも現状です。
その技工士さんの実際の精密な技術力を表した動画です。
一つのせっけんから、彫刻刀だけで一並びの歯を削り出しています。
a arte da escultura dental
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