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歯を失ったまま放置する
危険性

2019年6月18日

臨床的な観点から

歯を失ったまま放置することは、他の残った歯が倒れてきて全体的な咬み合わせが歪んでしまいます。
咬み合わせが歪めば首が傾き、首が傾けば背骨が傾き、背骨が傾けば足腰にまで異常が出てきます。その結果として、肩こりや腰痛、手足のしびれなどの様々な体調不良が起こります。

顎の歪みだけではなく、
奥歯を失えば咀嚼能力の60~70%を失うと言われています。

ご自身では食べられているように感じていても、ほぼ丸呑みのような状態です。それによって消化吸収は悪くなり、常に胃に負担がかかる状態になり、内蔵疾患にも繋がります。内臓への負担は自律神経への負担となり、結果として人間の体の全ての状態を調節している神経系統にも障害が出てくることは十分にあり得ます。