今日はずっと待ちに待った柳宗理のバタフライスツールが届きました。
もうすぐ医院も完成に近づいてきている為、医院の中で使う家具や家電を少しずつ買いそろえているのですが、そのお陰で自宅の家の中が家具や家電だらけになってきました。
パソコンのモニターに関しては5台も並んでいるので、家の台所が狭くなってきました。
その中で、一つ楽しみにしていたバタフライスツールが届きました。
これは、診療室の患者様の荷物をおいて頂く為のスツールで、時には同席頂いた方のイスとしても使えます。
形、大きさ、全体とのバランスを考えて、デザイナーの下妻さんが選んで下さった物です。
柳宗理のバタフライスツールとは国内だけでなく海外でも高く評価されているスツールで、パリのルーブル美術館、ニューヨークの近代美術館など著名な美術館に収集されているそうです。2枚の成形合板を組み合わせたシンプルな構造で、あたかも蝶が飛んでいるイメージのデザインで、この名前の由来になっているそうです。
写真では見た事がありましたが、実際に手に取ってみて見ると、その微妙な合板の曲線加工が美しく、これもまた職人の技がオンされているなと感心しました。微妙な曲線の角度や、デザインとともに座り心地であるとか、強度、などなど試行錯誤の末、計算され尽くされているんだろうなと、一つの作品に対して頭が下がりました。
僕もこれに負けじと歯科の職人として、技を磨いていかねばと思いました。
医院の完成までもうすぐですが、現場で職人達が完成に向けて頑張ってくれているので、ハードに負けないソフトを作れるようにもう一息頑張ります。
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