入れ歯コラムCOLUMN

専門医院の仕事について

当院は開業して12年の歳月が経ちました。当院では歯の保存治療をご希望の方に関しましては、全ての治療をマイクロスコープにて行うマイクロスコープ専門治療を行なっており、反対に歯を失われた方に関しましては、入れ歯専門技工士立ち会いのもと製作する精密入れ歯専門治療を行なっております。
 
マイクロスコープ専門サイト
 
精密入れ歯専門サイト
 
この2つの専門治療、「マイクロスコープ専門治療」、「精密入れ歯専門治療の歯科医院」として、11年に渡り日々全力で全ての患者様に取り組んでおります。
ここ数年は、歯で大変お困りの患者様を始め、歯科関係者の患者様や知り合いの先生方から難易度の高い患者様のご紹介も増えました。また恐れ多いことですが、こちらが存じ上げない先生方からもマイクロスコープ治療や精密入れ歯治療の必要な患者様をご紹介頂くようになって参りました。
 
そのような中、今年は年の瀬に入りまして、入れ歯のお困りのお具合がよく似ている新規の患者様がお二人続けてご来院されました。
どちらの患者様も「入れ歯専門」の歯科医院に4件5件と通ったが、一向に噛めるようにならない、という患者様です。
お二人の患者様とも、「ここで入れ歯治療を最後にしたいです」「もう行くところがないんです」と、かなりお悩みの状態でした。
私もパートナーの入れ歯専門技工士である森永さんも、大変緊張感の高い状態で治療がスタートしました。
 
過去に製作された数々の入れ歯も、どれも入れ歯専門の歯科医院にて製作されたものとあって、歯科医師の私が見ても特段問題を感じるようなものではないのですが、それでもお二人ともそれぞれに全く噛めないと悩まれておりました。
我々も様々なアプローチで詳細な診断をし、型取りの仕方や噛み合わせの取り方など、全ての工程をその方その方のお口の状態や骨格の状態に合わせた治療を行なっていきました。
その結果なんとか年内に新しい当院の精密入れ歯を装着して頂くことができ、お二人とも「何でも噛める」「ピターッと入っていて全く動かない」「今までと全く違う!」「口元が綺麗になって若返った!」とお喜び頂くことができました。
我々も今までの経験や知識を総動員して全力で取り組んだ結果を出すことができ、本当に良かったと喜んでおります。
 
その後も「マイクロスコープで歯の根の治療をしてほしい」「治療した歯が痛みが取れないから、マイクロスコープで治療のやり直しをしてほしい」「マイクロスコープで神経を保存する治療をしてほしい」というご依頼が続き、全て他院での治療の再治療のご依頼が続いております。
 
この先、マイクロスコープ専門医院、精密入れ歯専門医院、としての更なる本格的な仕事が始まるのではと予感させる年末でございます。
 
 
当院は一日5名限定、お一人2時間のお時間を頂き、最初から最後まで全て私木下がご対応する、全てドクター対応の診療体系にこだわり、全ては患者様の心からのご満足と治療の精度を何よりも大切にしている歯科医院です。
 
その診療体系を貫いて12年、結果として、健康意識の高い患者様や、どこに行っても治らなかったというお悩みの度合いの高い患者様が中心となって参りました。
 
当院が今後も精進していくことはこの一点、「治す治療」。
これをこだわることによって、自然とやるべきことは決まり、また来年も日々コツコツとこの診療体系をより質の高いものへと、スタッフ一同努力していきたいと思います。
 
当院に通ってくださった全ての患者様、当院にご協力くださった全ての業者様、今年一年本当にありがとうございました。
また来年も何卒宜しくお願い申し上げます。







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医療法人社団 木下歯科医院 
院長 木下 貴雄

  • 国立徳島大学歯学部歯学科 卒業
  • IPSG咬合認定医
  • BPSメンバー(日本第一号となる精密入れ歯国際ライセンス認定歯科医師)