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カンボジア診療活動奮闘記 その2

2017年11月30日

カンボジア診療活動の第一日目の午前中は、25校目の学校の開校式に出席させて頂きましたが、午後からはKrorLanhShimaka小学校に移動して、実際の診療活動に参加して参りました。
診療活動に使用する歯科治療機器は、この15年間で少しずつ寄付の中で集められたもので、想像していたよりも様々な器具が揃っていました。
電気も水道もないため、発電機も持ち込んでの診療となります。
小学校に到着すると、既にたくさんの患者さんが行列を作って待たれていて、他の団員の方々も協力しあって診療活動に励まれていました。
当然のことながら電気がないため、暑さを避けて日陰や学校の校舎の中で診療したいところですが、太陽光だけが見えにくい口の中の光の頼りとなり、真夏の炎天下の中ではありますが、診療は全て屋外の日当たりの良いところになります。
風が吹けばホコリが舞い、想像以上に大量の汗が吹き出しました。
来られる患者様の口腔内もかなり激しく崩壊しており、抜歯などの外科処置が治療の中心で、感染や怪我のないように治療に集中することは、かなり体力を消耗しました。
途中団員の方々も熱中症で倒れてしまう方もおられる中、なんとか無事1日目を終えることができました。

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寄付によって少しずつ集められた診療機器
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電気がないため発電機も一緒に持ち込みます
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