なぜ私の入れ歯は合わないのか?
「何度作っても合わない」「医院を変えて作り直してもやっぱり合わない」「保険外の入れ歯を試してみたけど合わない」このようなお悩みの患者様は沢山おられます。反対に「保険で入れ歯を作って何でも食べられる」「何の問題もない」という話も沢山聞くのに、なぜ自分の入れ歯は合わないのか…
基本的な保険診療の入れ歯
一般的な入れ歯製作の工程は、平均で製作された型取り用のトレー、材料、噛み合わせの計測も平均値でとり、歯の配列も平均値を元に製作されます。いわゆる全て平均値で行われます。
このあくまで平均値で製作した入れ歯でも、その患者様の歯肉の状態や骨格、噛み合わせなどが平均値に近い状態の場合、うまくいく場合があります。反対に、一般的な平均値から離れている、もしくは平均値に収まらない方は、何度作り直しても作り方は平均値なのでうまくいきません。
患者様お一人おひとりの
状態は異なります
100人いれば、100通りの歯肉の状態、骨格、噛み合わせ、顎の運動の状態など、全ての条件は異なります。
それが平均値から離れる度合いが大きくなるほど、いわゆる難症例と呼ばれ、治療、製作の難易度が高い患者様となります。
この平均値が故の入れ歯治療がうまくいかない原因を改善するべく、当院はお一人おひとりのお口の状態を全て「オーダーメイドの作り方」で、計測し精密な入れ歯を製作していく事によって、入れ歯でお悩みの方に、快適で、審美的な入れ歯を製作しております。
保険診療は「標準治療」であり
「最小限治療」であるという事実
保険診療は、日本の国民皆保険制度のもとで成り立っています。医療費の7割を国が負担し、国民は3割負担で医療を受けられる仕組みです。この制度は戦後の復興期に「誰もが平等に医療を受けられるように」という目的で整備されました。
ただし、ここで重要なのは、保険診療は“必要最小限の治療”を前提として設計されているという点です。
・使用できる材料
・治療方法
・かけられる時間
これらは制度の範囲内で定められています。
つまり、保険診療=標準化された応急処置中心の医療である、という構造があります。
長期的な安定や審美性、将来の再発予防までを含めた設計は、制度上どうしても制限を受けます。
銀歯に代表される
“材料制限”という問題
保険診療で広く使われる金銀パラジウム合金は、機能回復を目的とした材料です。しかし長期間口腔内に存在することで金属が徐々に溶出する可能性があります
すべての方に問題が起きるわけではありませんが、
・金属アレルギー
・口腔内環境の変化
・長期的な腐食
といったリスクが議論されることもあります。
ここで重要なのは「保険診療が悪い」という話ではなく、材料や選択肢に制限があるという制度上の事実です。
自由診療の「自由」とは何か
自由診療とは単に「高額治療」という意味ではありません。
自由とは、
・患者様が治療方法や材料を選択できる自由
・医療側が最適と判断する治療法を制限なく提案できる自由
この二方向の自由を指します。
・時間の制限
・材料の制限
・工程の制限
これらが取り払われることで、長期安定を前提とした設計が可能になります。
当院ならではの
オーダーメイドの入れ歯
例えるなら、洋服の世界では平均値で製作された機械縫いの既製服と、その方の細部まで採寸して製作されたオーダーメイドの手作りの洋服があるのと同じかと思います。歯肉にぴったりと密着し、髪の毛一本でも感じてしまう繊細な口の中で、寸分違わずカチッと咬める入れ歯で、その上、気づかれにくい自然な笑顔あふれる入れ歯を製作するためには、やはりお一人おひとりに合わせたオーダーメイドの製作工程でなければ、ご満足いただけるような入れ歯は製作することができないと考えております。
精密入れ歯の本質は「二段階印象」にある
入れ歯治療の結果を大きく左右するのは、型取りです。
一般的な保険入れ歯では既製トレーとアルジネート印象材で1回の型取りを行うことが多いです。
一方、精密入れ歯では、
1回目:概形印象
2回目:個人トレーを作製し、シリコン印象材で精密印象
という二段階工程を踏みます。
歯茎は柔らかく、会話や咀嚼で常に動きます。
この「動いている状態」を再現するために、固まる時間の長い材料を使い、機能状態で印象を採得します。
これが外れにくさ・痛みにくさの差につながります。
咬合器の違いが噛み合わせの精度を決める
入れ歯は型取りだけでは完成しません。噛み合わせの再現が極めて重要です。
簡易型咬合器と、高精度咬合器では、
・顎関節の再現性
・回転半径
・調節機構
が大きく異なります。
上下の歯が同時に接触し、閉口時にズレがない状態を作るには、高精度な咬合再現が不可欠です。
ここが不十分だと、
・痛み
・ズレ
・外れ
・破損
につながります。
ご相談ください
入れ歯で様々な想いをいだき、涙を流された患者様が、今度はご満足の感動の涙で治療を終了していただけるような、命のこもった精密な入れ歯を製作いたします。
勿論、それは、入れ歯で悩んでおられる患者様だけではなく、重度の歯周病やむし歯などで、初めての入れ歯治療を考えねばならなくなってしまったなど、ご不安を抱えておられる患者様にも同じ様に、全力でお力になりたいと願っています。
