医院ブログBLOG

歯医者の歯医者という仕事

2018年8月1日
地震、洪水、台風、猛暑、と日々天災が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
通常歯科医院のご予約というものは、交通機関が動かなくなるような状況ではキャンセルが多くなってしまいますが、
電車が止まってしまっても、皆様なんとか当院までお越し下さり、中には家の後ろが土砂崩れで半分埋まってしまった、という患者様までお越し下さいました。
「危険ですので、天災を伴う緊急時はご遠慮なくキャンセルしてくださいね」とお伝えいたしますが、皆様揃って「先生の予約の方が大切ですので。。。」と仰って下さいます。
頭が下がる想いで一杯でございますが、皆様くれぐれもご自愛くださいませ。
 
さて、当院も開業して10年の時が経過致しましたが、県外国外という遠方の患者様だけではなく、最近では歯医者さんの患者様も増えて参りました。
中にはご自身のご家族までお連れくださる歯医者さんもおられます。
また、ご自身の難易度の高い患者様をセカンドオピニオンという形で、ご紹介くださるケースもございます。
お知り合いの先生だけではなく、全く存じ上げない先生まで当院にお越し頂き、本当に恐縮致しております。
 
皆様おっしゃるのが、当院の治療内容の写真です。
治療終了後の写真は、ドクターの技術というよりも歯科技工士の技術が高ければ綺麗に写ります。
でも治療の中身や、特に印象(型取り)の写真は歯科医師の技術力や丁寧さの全ての象徴です。
 
日本の一般的な歯科医院の平均診療人数30人という数字の中で、お一人貸切、一日5名限定、全てドクター対応にこだわり続けた当院でございますが、歯科治療の基本は「いかに丁寧に治療するのか」、これに尽きると思います。
最高の技術と知識を持ち合わせたとしても、短時間で焦りを伴う環境ではベストを尽くせません。
毎回、全ての患者様に私のできるベストを尽くすために、このような診療体系にこだわり続けて参りましたが、まさか「歯医者の歯医者」という仕事をさせて頂くことになるとは想像もしておりませんでした。
これからも私のできることは、日々私のベストを尽くすこと、スタッフ一同最善の治療を尽くせますように、今後とも精進していきたいと思います。
全ては患者様の本当の笑顔のために。。。