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インプラントの産みの親

2010年8月28日

先日ノーベルバイオケア社という世界最大シェアを誇るインプラントメーカーが主催するシンポジウムに参加してきました。
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とても大きな会場で、海外の有名な先生をお招きしてのシンポジウムでしたので、参加者も様々な国の方がおられました。
大きな会社が主催しているだけに、運営もシステマチックで、映像音響担当チームも専属の方々が世界中をサーカスのように学会と一緒に移動しているそうです。
一番びっくりしたのですが、講演者もどのような話し方で、どの角度で、どのようなジェスチャーで講演をしてくださいというトレーニングがあるそうで、そのスピーチトレーナーもなんとブッシュ大統領のトレーナーらしいのです。
さらにまた、IT化が進んだなと感じたのは、以前は講演の後の質問は、手を挙げてマイクに向かって質問していたのですが、今回はそれぞれの携帯会社専用アドレスに、携帯メールにて質問を講演者に送信し、それをリアルタイムで講演者が見ながら、その質問の答えに合せながら話す内容をどんどんカスタマイズしていくという形式でした。
講演の中でも一番来て良かったなと思ったのは、インプラントの産みの親である、ブローネンマルク先生の実際のメッセージビデオを見ることが出来たことです。
かなり高齢であられるので、名前や写真はよく目にしますが、実際にお話しされておられるところは見たことが無かったので、これがあの大先生かと、とても感動しました。
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様々な研究開発をし、人類第一号のインプラントオペは約40年前に行われたそうです。
それだけの研究を実際にゼロから作り出されたことにも頭が下がりましたし、またその人類初の治療を受けられた患者様の勇気と深いご理解にも頭が下がりました。
その他会場では、様々な新商品や新しい治療法、新しい研究データなどが報告、展示され、とても勉強になる二日間でした。
より正しい知識を学び、より確実な治療をしていけるよう日々精進していきたいと思います。
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