医院ブログBLOG

蜷川実花 写真集

2009年9月14日

先日、当院のパンフレットや、名刺、封筒などトータルでデザインして頂いている、原田祐馬さんとメールでお話ししていた時のこと。
最近の活動や、お仕事のお話を聞いていて、色々びっくりする事や、勉強になる事がありました。
http://umamu.jp/

一つは、最近の活動の中でも、写真集のデザインという物なのですが、蜷川監督のお嬢様で、映画「さくらん」でも有名になった蜷川実花さんの写真集を手掛けておられるとの事。

http://www.ninamika.com/ja/index.asp
色々調べてわかったのですが、もともとはカメラマンとして活動しておられ、その活動の一環として映画という物を作られたのが、映画「さくらん」のようです。
ホームページ上でも色々な写真を見ることができますが、その独特の世界観にすっと引き込まれていきます。
原田さんから御紹介頂き、すぐさまのその写真集を買ってしまいました。
医院の本棚に並べてありますので、ご興味ある方は是非ご覧ください。
nina1.jpg
nina.jpg
もともと私自身も、デザインという物に少し興味がある程度でしたが、当院の内装のデザイナーの下妻さんや、リーフレットなどのデザイナーの原田さんを通して色々なデザイナーという職業の方々にお会いしてきましたが、その考え方や、ものの捉え方という物が歯科治療と似ていて、見たりお話を聞いていて楽しいですし、その細部へのこだわりや、考え方という物がとても共感できます。
お陰さまで、開業を通して今まで知らなかった価値観や、感性に触れることができ、その感性を持って歯科治療に臨むことで、また違った側面から物事を見れるようになれたと感謝しています。
特に彼らのこだわりは、普通は気付かない事や、一見分からない事にとてもこだわられるように思います。
巨匠黒澤明監督は、明治時代の映画を撮る時は、撮影上絶対開くはずのない机の引き出しにも、明治時代の万年筆やパイプなどをしまっていたそうです。
見えない所だからこそこだわらなければ、そのたたずまいや趣、雰囲気という物がでないという想いからだそうです。
私自身も患者様に見えないところだからこそこだわって、正しい事をしていると胸を張れる治療を今後とも心掛けていきたいと思います。