医院ブログBLOG

私が考える
インプラント治療の限界

2019年6月18日

私はインプラント主導型の歯科医院で5年間勤務していました。 歯を失って困っている方、噛めない、笑えないと困っている方、そんな方々のお悩みを解決する方法はインプラントしかないと信じ、ひたすらに勉強して来ました。今でも歯を失った後に行う治療の第一選択はインプラントだと信じていますし、もちろん今自分が歯を1本でも失ったら、迷わずインプラント治療を受けるでしょう。ですが、その陰でインプラント治療では救えない方々もたくさん体験してきました。

インプラントの限界と、
入れ歯治療の奥深さ

インプラント治療はどうしても外科処置を伴いますので、ご高齢の方、糖尿病や高血圧、内臓疾患をお持ちの方など、対応できない方もたくさんいらっしゃいます。
また、いくら安全だと言っても、体の中にネジを埋め込むなんて、怖くてできないという方などインプラントでは全ての方を幸せにできない事も痛感してきました。

そこで、当院では全ての患者様のご満足を追求するべく、精密入れ歯治療の研究に力を注いでまいりました。

入れ歯専門技工士の森永氏との出会い

入れ歯専門技工士の森永氏との出会いをきっかけに、精密入れ歯治療のシステムを充実化させていきました。
「BPS生体補綴的超精密入れ歯」「ドイツ式シュトラックデンチャー」というシステムを主軸として、様々な入れ歯治療を研究し、他院では治らなかった難症例と呼ばれる複雑なケースを治療したきた10年間の経験値を元に、当院独自の精密入れ歯治療を体系化してまいりました。

高度な精密入れ歯治療ESTEETH

当院で製作される精密入れ歯を
「ESTEETH」と名付けました。
優れた快適性 、気づかれにくい審美性、
そしてdentureではなくteethをお作りしたい。
そんな私の想いを込めて。