入れ歯コラムCOLUMN

総入れ歯ができない人の特徴と対策

総入れ歯ができない人・合わない人って?

総入れ歯を快適に使用できるかは、患者様の歯茎の状態に大きく左右されます。

歯が抜けてしばらくの間は、歯がなくなった部分(歯茎)の高さがある程度残っており、歯茎が入れ歯を固定する役割をしてくれるため歯がずれにくくなります。ところが、歯が抜けたまま放置していると歯茎やあごの骨が痩せていき、入れ歯を固定するだけの強度が無くなってしまいます。 20年ほど経って歯茎が歯に吸収されてしまい、平らな状態になっている患者様もいらっしゃいますが、入れ歯の接着面が小さくなってしまい安定しなくなるため、総入れ歯を作るのは難しくなります。

強く噛むと入れ歯が動いてしまったり、入れ歯がずれることで歯茎が擦れて痛みが発生したりするため、思うように食事ができなかったりするケースも少なくありません。合わない入れ歯を放置していると、食べ物を十分に噛めないため喉に詰まる・誤って気管に入るといった危険もあります。

できない場合の対処法1「オールオン4」

総入れ歯と比較して検討される歯科治療の中に、「インプラント治療」というものがあります。
インプラント治療は、歯が抜けた歯茎の部分に「インプラント」と呼ばれる金属製の人工歯根を埋め込み、そこに人工の総入れ歯をかぶせて固定するという治療法。通常のインプラント治療の場合、1本のインプラントに対して1本の人工歯を装着するため、すべての歯が抜けてしまっている人にとっては治療費が非常に高額になるだけでなく、治療期間が長引き、身体への負担も大きくなります。

オールオン4の場合、埋め込むインプラントの本数は4~6本。その土台によって歯全体を固定するので、治療費を抑えられるのに加えて、治療期間の短縮も可能になります。

オールオン4は非常に安定感のある歯が手に入るため、治療前にパンや焼き鳥、硬い野菜などを噛み切れずストレスを感じていた患者様であっても、術後は「食べられないものはない」「どうやって食べようか考えなくていいのが嬉しい」といった感想を持たれることが多いようです。
使用感の良さだけではなく、オールオン4は美しく自然な見た目も評価されています。一般的な総入れ歯の場合、どうしても歯や歯茎の部分に人工物のような質感が残ってしまうため、「入れ歯っぽさ」を気にされる患者様もいらっしゃいます。
その点オールオン4は、まるで本物の歯と歯茎のような質感に仕上がります。それまで重度の虫歯や歯周病により見た目にコンプレックスを抱えておられた患者様が、自信を持って笑顔になれる口元を手に入れることが可能なのです。

オールオン4のメリットは「安定感」と「お手入れのしやすさ」。歯茎にかぶせて使用する総入れ歯とは異なり、オールオン4は歯茎に歯根を直接埋め込むため、食事の際にしっかりと噛んでも入れ歯が外れたりずれて痛みを感じたりすることが少ないのが特徴です。
日頃のお手入れも丁寧に歯磨きすればいいだけなので、総入れ歯のように毎日取り外して洗浄液に浸けるといった手間がかかりません。

一方、オールオン4のデメリットは「費用の高さ」。治療費は歯科医院によって多少異なりますが、片顎(上または下)あたり200~350万円程度掛かります。
精密検査や外科手術、人工歯の製作など様々な工程を踏む必要があるため、治療期間が長いのもデメリットといえます。

できない場合の対処法2「インプラントオーバーデンチャー」

「インプラントオーバーデンチャー」は、オールオン4と同じくインプラントを使用した治療法です。オールオン4は固定式の人工歯を装着しますが、インプラントオーバーデンチャーの場合は着脱式の人工歯を装着します。

インプラントオーバーデンチャーを採用するメリットは、同じ着脱式の総入れ歯と比較して安定感があること。人工歯を固定するオールオン4にはやや劣りますが、強い磁石の力で装着するので、硬い食べ物をしっかり噛んでもずれにくいという特徴があります。
総入れ歯にすると思うように食事を楽しめないというイメージを持たれがちですが、インプラントオーバーデンチャーであれば、天然歯と同じような感覚で日常生活を送ることが可能。見た目もオールオン4と同様、天然歯に近いため、義歯を入れていることを周囲に悟られたくないという人に好まれる治療法です。
オールオン4と比較して歯茎に埋め込むインプラントの本数が少ないため、治療にかかる費用や身体への負担をより抑えられる点も魅力です。

インプラントオーバーデンチャーのデメリットは、お手入れに手間がかかること。総入れ歯の場合は入れ歯のみのお手入れ、オールオン4の場合は固定さえているので天然歯と同じお手入れで問題ありませんが、インプラントオーバーデンチャーの場合はインプラントと総入れ歯の両方をお手入れする必要があり、毎日就寝前に正しいケアをしないと、雑菌が繁殖したり口臭の原因になってしまったりします。

続くデメリットは、オールオン4と同様に高額な治療費と治療期間の長さ。歯科医院やお口の中の状態によって多少異なりますが、片顎(上または下)につき治療費は100~150万円ほど、治療期間は4~8ヶ月程度かかります。通常のインプラント治療やオールオン4と比較すると安価ですが、一定の費用が掛かることを認識しておきましょう。

オールオン4・インプラントオーバーデンチャーに共通するのは、インプラントの埋め込みには高度な治療技術が必要になるということ。患者様の状態毎に適切な治療法を提案し、アフターケアまでしっかりと対応してくれる歯科医院を見つける必要があります。

できない場合の対処法3「精密入れ歯」

通常の総入れ歯治療が受けられない場合、多くの方がインプラントを埋め込む治療を提案されることでしょう。しかしながら、インプラントは外科手術が必要になるため身体への負担が大きく、費用が高額になるというデメリットがあります。
一般的な総入れ歯が作れない、けれど外科手術は受けたくないという場合に対応できる可能性があるのが「精密入れ歯」です。

精密入れ歯の特徴は、「使い心地の良さ」と「見た目の美しさ」。 兵庫県神戸市の精密入れ歯外来・木下歯科医院で製作される「ESTEETH(エスティース)」は、快適な使用感と、まるで本物の歯のような審美性を患者様に提供したいという思いが込められた精密入れ歯です。
過去に入れ歯を作ったりインプラント治療を受けたりしたけれど装着に違和感がある、思ったように噛めない、年月が経って合わなくなってしまった…といった患者様のご来院も多く、治療を受けられた結果、永年のお悩みが解消されたというお声も多くいただいています。
天然歯有の絶妙な透け感や、歯茎の毛細血管・血色のグラデーションまで忠実に再現し、一般的な自由診療での入れ歯治療では手に入らない審美性を実現。「絶対に入れ歯だと悟られたくない」という患者様のご要望を叶えられるのが「エスティース」なのです。

カウンセリングからアフターケアまで一貫して担当するのは、精密入れ歯のプロフェッショナル資格である「BPS国際ライセンス」を取得している木下院長。さらに、提携する歯科技工所の歯科技工士:森永純氏も同じくBPS国際ライセンスを取得済みです。精密な技巧に加え、通常の入れ歯に使われる10倍高価な材料の使用によって、医院では手に入らない独自の精密入れ歯の実現を可能にしています。

木下歯科医院は1日限定5名の完全予約制。1回の治療に2時間という時間をかけ、患者のお口やお悩みにじっくりと向き合うことで、おひとりおひとりに最適な精密入れ歯をご提案・製作しております。
他院様でなかなか解消されないお悩みをお持ちの方だけでなく、入れ歯製作が初めてという方も、ぜひ一度木下歯科医院にお越しください。

医療法人社団 木下歯科医院 
院長 木下 貴雄

  • 国立徳島大学歯学部歯学科 卒業
  • IPSG咬合認定医
  • BPSメンバー(日本第一号となる精密入れ歯国際ライセンス認定歯科医師)