マイクロスコープを使い始めて4ヶ月が経過し、まだまだ本来のスペックの10分の1も引き出せていないと思いますが、大分自分の思うように使うことができるようになってきました。
使えば使うほどその奥の深さと、治療の確実性に感動し、なくてはならない大切な相棒になってきました。
そのなかで、先日約二年の治療計画で頑張って下さっている方の、上の前歯の最終的なクラウン、つまり被せ物が入りました。
メタルボンドという、金属の上にセラミックを焼き付けた被せ物ですが、もともとの歯の状態がかなり厳しく、根の先が膿んでいたり、歯の根に穴があいていたり、本来であれば抜かなけらばならないという診断でしたが、全てマイクロスコープ下での治療で、なんとかリカバリーしたケースです。
最終の被せ物の型取りの日も3時間半かけて、丁寧に丁寧に型取りを行いました。
まさしく、歯科への熱い魂を全て注いだ型取りを行いました。
そして、それに答えてくれるように、専属の技工士もマイクロスコープ下で魂を込めて丁寧に丁寧に作り上げてくれました。
歯科治療をいかに芸術の域までもっていくことができるのか、一つの魂のこもった作品に命が宿り、実際の患者様の口の中で生き生きと機能してくれることを祈って、精進の日々です。
患者様もとても満足して下さり、何件歯医者を変わってもいっこうに良くならないと、不安で一杯の想いで当院の門をたたいて下さった日のことを考えると、こちらもとても嬉しくなりました。
全ては患者様の本当の笑顔の為に。。。
日々最善を尽くすため、スタッフ一同努力していきたいと思います。
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